🎪 NEXT STAGE 🎪


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オフィス上の空 6団体プロデュース
「1つの部屋のいくつかの生活」
アガリスクエンターテイメント
『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』

2019年4月6日(土)〜4月14日(日)
吉祥寺シアター

《公式サイト》
《チケット購入》



2019年02月09日

『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』オフィス上の空プロデュース「1つの部屋のいくつかの生活」

​本日よりチケット発売となりました。
アガリスク次回作『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』は、オフィス上の空さんプロデュースのもとやらせていただきます。

プロデュース公演だからって?
だからこそ?
大大大暴れします。

概要は下記もしくはホームページをご参照のこと。
それ以上の体験は、劇場じゃなきゃわからないわよ。
もちろんどんな演劇だってそうだけれどね。

てかこの企画めちゃんこ素敵な劇団の集まりなんだよ…
鵺的とStraw&Berryに関してはわたし普通のファンです。

ちなみにそのStraw&Berryさんと共闘させていただきます。
盛り上げてくぞ。


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オフィス上の空6団体プロデュース
「1つの部屋のいくつかの生活」
2019.4.6(土)〜4.14(土)
@吉祥寺シアター

▽参加団体
mizhen/シンクロ少女/鵺的/かわいいコンビニ店員飯田さん/アガリスクエンターテイメント/Straw&Berry


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▼アガリスクエンターテイメント演目▼
『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』

もし娘の結婚相手が◯◯だったら…?

英国の喜劇作家・ゲイ=ルーニー氏が日本を舞台に書き下ろした傑作・和風シチュエーションコメディ『あなたとならば』をアガリスク流に演じる作品。
「結婚の挨拶」という万国共通の普遍的なシチュエーションを描いた伝説のコメディを、圧倒的な熱量(kcal)で演じきるエクストリームな一本。


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▽出演
淺越岳人
榎並夕起
鹿島ゆきこ
熊谷有芳
前田友里子
矢吹ジャンプ
伊藤圭太
さいとう篤史
斉藤コータ

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◆アガリスクは《黄》チームとして、Straw&Berry『サイケデリック』と同時上演です。
THE 両極端な組み合わせ。ヘンテコなものが見たい人はぜひ黄色い回へお越しを。


ticket:前売4200円・当日4700円

▽チケット購入

…窓口はこちらのみとなります。
団体名がズラッと並んでるところで「アガリスクエンターテイメント」の選択をお願いいたします。
それがアガリスクと熊谷を応援する唯一の道です。
オラにパワーを!


posted by 熊谷有芳 at 17:24| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

『わが家の最終的解決』そして次へ

ダメだ、片付けや作業が全然出来ない。
まだ公演の時の散らかりから解放されない、まずいぞますいぞ。

熊谷です。

千秋楽の翌日に体重がここ10年くらいで最低、
体脂肪率にいたっては人生史上最低を記録し、
さすがにやべーと思って最近ごはんを沢山食べています。
ご飯を美味しく食べれるの、うれしい。
おかげで体重は1キロ増えて、体脂肪率は4%も増えました、やったね!
(しかし昨日ゲルトナー役の顕史郎さんに「君は何を自慢してるんだ」とつっこまれました、みんなを安心させたかったんだい)


前回、



前々回と、『わが家の最終的解決』に関する記事を書きました。



引き続き、ちょろっと書いていこうかなと思います。



​◆脚本の改定=ほぼ新作状態
今回『わが家の最終的解決』を上演するにあたり、脚本を書き換えるぞ、大人のシチュエーションコメディにするぞ、というのはもうずっとずっと言っていました。


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水面下では夏頃から脚本会議やらお試し稽古やらやっていて、ハンスのことがエヴァにバレるところあたりのセリフは、今回の改定で一番最初に決まったんじゃないかしら。

とは言え、全体のプロットは決まってても肝心の台詞の立ち上がりは本稽古が始まってから、
さらにキャストの変更による役の消滅もあったりして執筆は苦戦。
完本したのはなかなかにギリギリでした。

俳優・スタッフともに追い詰められましたが、
肝心の脚本自体の完成度は初演とは比べ物にならないくらい上がったと感じています。
まぁ、初演より約25%増になっちゃったんだけど…。


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先述の「大人のシチュエーションコメディ」とは何か。
そもそもこの『わが家の最終的解決』という作品は、シチュエーションコメディの耐久実験として生み出されました。
いわゆる海外シットコムの「嘘ついてごまかす系コメディ」を、「ゲシュタポがユダヤ人恋人を匿う」というシチュエーションでやってみよう、という実験的作品。

それが初演で結果的に成功しました。

とは言え、なかなかに粗削りだったのも確か。
わたしの印象で言えば、登場人物は全て展開のための駒で、状況を作るために居る感じでした。


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だけど、書き直された脚本では、人物がいて、状況が出来上がる。
人間ドラマがあるからこそコメディになる。
人物の心情や行動に無理がなく、自然な笑いに繋がる。

特に、恋愛の部分。
ハンスとエヴァの関係性を対等にしたことや、
二人のやりとりの追加、
さらにリーゼの恋心を2話をまるまる使って描くことによって、
エヴァの嫉妬とハンスの一途さが描けました(リーゼはちょっとかわいそうなんだけどね、逞しく成長することを願う!)

やはりハンスとエヴァの恋愛を丁寧に描いて土台をしっかりさせることによって、
ハンスの動機がしっかりして、ほかの要素がその上に立ち上がった時に、綺麗なコメディになるなぁと感じました。


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というわけで、大人のシチュエーションコメディ化もしつつラブコメ化して、
切なさが倍増した脚本になりました。

こちらの脚本はアガリスクSHOPで買えますからね、オススメ。
エピソード0と言う名の前日譚も収録されてます、これがまた素敵なんじゃよ。

あと台本付きフォトブックも超絶オススメ、石澤知絵子氏による美麗舞台写真と台本がくっついてるモリモリ満載な一冊。

▼購入こちらから!▼


さ、一通り宣伝したところで次の話題へ。



​◆体調
​​これについては簡単にだけ触れておきます。

本番前日に体調をぶっ壊したんです。
わたし。
それで声が一切出なくなりました。

終演後にお客様に聞かれて、そこでも包み隠さず言ったことなので書きますけど、病名は気管支炎。
原因は明らかに寝不足による免疫力低下でした。

体が強いことだけが取り柄みたいなやつだったのでそれはそれはショックでしたし色んな不安が頭をよぎりましたが。

観た方がどう感じたかはそれぞれだと思います。
ご心配もいただきましたし、もしかしたら特に気づかなかった方もいらしたかと思います。
それが全てです。

やるべきことがあったにせよ、体調管理が出来てないんじゃお話になりません。
野球で言ったら普通にスタメン落ち二軍落ちです。
本来、演劇でスタメンを外れるというのは即ち降板です。

さながら金本知憲のごとく、骨折しながら試合に出てヒットを打った、そんなことをしたわけです。
って、めちくちゃ良い風に書いちゃったしそういやわたし骨折しながら本番やったことありましたわ。
たしかにアニキは凄いけど自慢にならん。

関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしました。
本当にすみません。

そしてご心配いただいたお客様も、すみませんでした。
今はすっかり元気ですし、もう次からはこんなことありません。


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​◆衣装

​については書きたいんだけど、公式webにアップする予定なのでお待ちください(仕事が遅いの…ごめんなさい)

とりあえず言っときたいのは衣装好評具合が今までで最高でしたってのと、
そこそこ満足もしてます。
再再演するなら、よりグレードアップします。


って、ん……!!??


​◆再再演!!??

​​はい、そうなんです。

まだ何も確定してないんですけど、やります、これは。
心意気だけはもう確定です。


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ほらね、証拠。

今度はバージョンアップというより、レベルアップになると思います。

今回の2019年版『わが家の最終的解決』を楽しんでくれた皆様。
是非是非今後もアガリスクエンターテイメントの応援をよろしくお願いします。


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皆様の声でこの作品の良さを・アガリスクエンターテイメントを広めていってください…!!
最強の宣伝隊長は、観客の皆様です。
切なるお願いです。
もう終わってしまった公演だけど、まだまだ終わりません。

きっとそう遠くない未来に、またハンスとエヴァに会える…!
ワクワクするなぁ。

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とまぁ、こんな所でわが家についての振り返りは終わろうかと。
自分のブログなので出し惜しみせず色々書いたつもりです。


熊谷の次回出演は、
4月のオフィス上の空6団体プロデュースです。
以下概要です。


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オフィス上の空6団体プロデュース
「1つの部屋のいくつかの生活」
2019.4.6(土)〜4.14(土)
@吉祥寺シアター

▽参加団体
mizhen/シンクロ少女/鵺的/かわいいコンビニ店員飯田さん/アガリスクエンターテイメント/Straw&Berry


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▼アガリスクエンターテイメント演目▼
『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』

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ticket:2/9(土)11AM発売!
※予約フォームは追ってお知らせいたします。


posted by 熊谷有芳 at 14:44| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月03日

『わが家の最終的解決』Hans und Eva

ゆっくり、時間をかけて言葉を紡ごうと思います。
アガリスクエンターテイメント第26回公演『わが家の最終的解決』、1月29日をもって全9ステージを終えました。

ご来場の皆様、まことにありがとうございました。


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無事に、と言えるのかどうか危うい体調不良っぷりでしたが、それでもとても素敵で最高な公演になりました。

こんなに評判のいい公演は出たことないんじゃないかってくらいの好評の嵐で、
稽古中の手応えを遥かに上回るお褒めの言葉の数々を頂戴することが出来ました。

アガリスクと言えば『ナイゲン』だよね、
がついに塗り変わったんじゃないかと思っています。
塗り変わったというかダブルスタンダードになったというか。
それぐらい、今のアガリスクのまさに集大成・総決算な作品でした。
出し惜しみはしてないよ。


◆ハンス:斉藤コータ

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彼抜きに今回のわが家を語ることは不可能だし、エヴァを語るにしてもそうです。
エヴァ熊谷はハンス斉藤とともに成長していけました。
そして、作品は彼が体重を乗せた分だけ重く・深く・そして遠くまで響くことが出来ました。

彼の俳優としての真髄を見せつけられました。
彼の新たな一面を見れて、すごく刺激になったし、彼がぼろぼろと流す涙には衝撃を感じざるを得なかったし、
同時になんて愛しい恋人だろうと思いました(その瞬間というのはこの物語で最も最悪なシチュエーションなんだけど…笑)

ハンスとの追加シーンで特に楽しかったのはイチャイチャしてるシーンです。



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(後ろのアルフレッドはイチャこきにズッこけてる)

稽古の段階で、コータくんとわたしならばどんな恋人にしましょうとなった時に、
普段ふざけてキャッキャしてる感じがいいねとなったのです。

なのでボディタッチが大目になりましたね。
キス(しようとする)シーンとか。
ひたすら楽しかった。

あと、ボディタッチもまぁそうだけど、
二人の関係性。
対等な二人にしようという話になって、というのは初演のエヴァはどこかハンスより強く優勢な彼女だったんですよね。
ただただ「主人公を振り回す恋人」という役割として存在してたってのもあるけれど。

だけど、今回のエヴァは違った。
根が頑固なところは相変わらずだけれど、
恋人の前ではちょっと弱くもなっちゃうし、嫉妬しちゃうし、自信なくすし、優しくもあるし、すぐにデレデレしちゃうし。
対等に喧嘩するし。


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それはやっぱり、コータくんとわたしだから作り上げることの出来た恋人像だと自負しているし、
手前味噌ながらかわいらしいカップルになったなと思っています。
お互い本当に好きなんだねぇ、っていう奴ら。

本番入ってから、ちょっとずつ新しいアクトを増やしてくれて、エヴァのことを想うその視線や指先に、エヴァはときめいていたのでした。

色々あるけど、秘密。

❤︎❤︎❤︎

さて、ハンスという役についてもう少し書こうかと。
この物語、喜劇でありながら非常に悲劇的なストーリーで進行します。
(エピローグの大オチ、アルフレッドの「またかーー!!」すらも同様に喜劇で悲劇)

それはもちろん、戦時中だったこと、ドイツ国がユダヤ人差別を徹底的に図ったことが災いの土台にあるんですが…
もう一つはハンス=シュタイナーの人となり。
彼の優しくてお人好しで愛情深くて、なのに不器用でおっちょこちょいなところが結局エヴァにとって・ユダヤ人家族にとって残酷だったなと思うのです。

事の発端。
まず二人が出会ってしまった。
(詳しくは台本付パンフレットに収録の「エピソード0」をご参照のこと。絶賛発売中!

そして二人は惹かれあってしまった。
この時にはお互い知らない。
一方がユダヤ人で、一方がゲシュタポであることを。

しかし、ある日ハンスはエヴァがユダヤ人であることを知ってしまう。

ここ。
ここなんですよ。

もしハンスがここで諦めていたら。
ユダヤ人だとバレて泣く泣く離れようとするエヴァを、そのまま見送っていたら。

二人にこんな悲しい結末は訪れなかった。

でも彼は立ち去ろうとする彼女の腕を掴んだ。
自らがゲシュタポでありながら、そしてそれを隠しながらユダヤ人の女性と交際しようとしてしまった。

ここがホント罪深いと感じていて。

そしてそれを、自分から「実はね…」と説明出来ていたら。。

でもハンスはずっと言えなくて、用意した出生証明書のことも言えなくて、ついにハンスはヨーゼフによってバラされてしまう。
あの窮地にあって「ダメや…」と思いながらプロポーズをする。
もうぜったい無理なのに。

それでもどうしても自分の職業を言えなかったのは、ひとえにエヴァと別れたくなかったから。
一緒にいたかったから。

とても子どもっぽい。
呆れるほどに。

(もちろん、あの匿ってる状況で「別れよう」なんて言えないし、彼女を街にほっぽり出すわけにもいかないし、という事情もあるけれどね)

でも、エヴァはハンスのそういったところが愛しくてたまらなかったし、
だからこそ本当に残酷だと思います。

でも、残酷ではあったけれど、
二人がここまで愛し合ってお互いを死なせたくないというラインをどうにかこうにかクリアしたからこそ、
あの家から脱出・亡命がかなったわけで。
だから恋愛としてはもう最悪の結末だったけれど、
人間、命あっての物種。
生き延びることが出来たのだから、当然二人のそこまでの足跡だって無駄ではなく、「出会わなければよかった」とはならないのです。
もしかしたら、そう感じるくらい胸を痛めた瞬間は、其の後何度かあったろうと思われますが。
結局、ハンスの純粋な残酷さが、要するにエヴァへの愛が彼女を救うことになったのです。

これは推測ですが、ハンスはその後心から恋愛をすることはなかったんじゃないかな、と。
オットー=フランクのように再び愛しい人を見つけられたかもしれないけど、きっと罪の意識は消えなかったんじゃないかしら…と思います。
エヴァだって、エルサレムで愛する人を見つけて結婚したけれど、その学者のことをハンス以上に愛してはなかったと思います。
きっと子どもも生まれたし、愛ある家庭だったとは思いますけどね。
あの短期間で本の出版に成功しているし、そこらへんも夫が絡んでるのかな、なとど推測してみたり。


ちょっと最後にネガティブっぽいことを書きましたが、これ別に全然ネガティブじゃなくて、
「愛故に残酷」だなと、永くこういった恋愛悲劇で腐るほど耳にするフレーズですが、
とにかく愛故に残酷、人が人を想うがゆえに傷つけてしまった。
それほどまでに愛していたんだよ、と言いたいだけの熊谷でした。


​◆エヴァ再び
さてハンスの項目でだいぶ言及しましたが、自身の役、エヴァ=オッペンハイマーについて。

再演で同じ役を演じる経験は2度め。
アガリスクの『時をかける稽古場』と『時をかける稽古場2.0』でのクマガイ。
でもこれは、役名こそ同じだけれど役割がどどんと変わったのでもはや同じ役なのかどうか。

そして今回のエヴァ。
今度こそ紛れもなく同じ役です。
そもそもわたしはまたエヴァを演じさせてもらえるのか、そこから不安でした。


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これは初演のとき。
天真爛漫で奔放で気が強くて、ハンスを振り回す厄介者な彼女。

再演が決まったとき、自分がエヴァを再びやれるなら、今度は観た人から愛されるエヴァになろう、そのことを強く誓いました。

だから、脚本レベルでも演出でも「グイグイいかないエヴァ」を心がけていました。

エヴァは、この物語においてキーパーソンではありますが、派手に何かを仕掛けることはしないんです。
エヴァとしてはこの状況、「ユダヤ人として迫害されるも、恋人に匿ってもらって同棲してる」というのが、彼女なりに完成してる日常なわけなんですよね。

無論、窮屈で息苦しい毎日です。
でも恋人と一緒にいれて、この戦争をどうにか乗り越えれば…と夢見てるわけです。

危険が及んだ家族のことも無理言って匿ってもらうことに成功し、不安要素は減っていきます。

だから、エヴァが活躍するのは1話まで。
あとは状況に流されるだけなんです(2話でルドルフに家族を紹介する大失態は犯しますが)


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エヴァは、強い目的を持ってこの物語に居るわけではないのです。
もちろん、「ハンスと一緒になりたい」という大きな目標はあります。
だけど、そのために自らグイグイ行動するようなことはない。

だから、「どう居るか」がとにかく大切で。
ハンスがどうしても一緒にいたい、愛してる女性だという説得力がないと、と思ってました。


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細かく言えば「このセリフをどう言うか」という演技の解釈はありますが、
それよりも、全編を通して、物語のその前とその後のことも考えながら「どう居るか・どう在るか」がエヴァという役を決定づけると思いました。

そのために、とにかく恋をしました。
錯覚でも盲信でもいい、とにかく恋をしていました。
たまらなく幸せな2ヶ月でした。
どうやって恋をしたかって?
それを聞くのは野暮ってもんですわよ♡


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このエヴァとハンスの恋心がお客様に染みるほどに、作品が心にも沁みていくと信じて。
おでんで言ったら具じゃなくて出汁の気持ちでお芝居してました。
やっぱり、「大根がうまい」だの「がんもがよかった」という意見が多いですが、時々出汁を褒めるツイートなんかも見れて嬉しかったです!
ちなみに好きなおでんの具はたまごとちくわぶと白滝です。
辛子はいりません。


もっとほかに書きたいことあるんですが、
すでにかなりの長文なのでいったんこれにて。


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最後に二人で撮った写真を置いておきます。


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ハンス、ありがとう。
さようなら。


続く(かもね)


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posted by 熊谷有芳 at 09:37| Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする